今回は高コスパのイヤホンを紹介します。
【KZ ZSN】は高コスパの中華イヤホンであり感想としては、やはりKZのイヤホンはどれもおすすめできる逸品です。
ZSNのレビュー

今回紹介するイヤホンは、KZ製の有線イヤホンになります。
ドライバー構成は、ダイナミック型ドライバー1基+バランスド・アーマチュア型ドライバー1基を搭載するハイブリッドイヤホン。各音域をそれぞれのドライバーが鳴らすことで、音が潰れること無く鳴らすことが出来ています。
BAとは?
バランスドアーマチュア型ドライバー(中高音域)
DDとは?
ダイナミック型ドライバー (低音域)
2基のドライバーを合わせたハイブリット型のイヤホンです。
ZSNのパッケージ

まずはパッケージから確認していきます。
パッケージはKZでは定番である白箱に、しっかりと梱包されています。
高級感はあまりありませんが、しっかりとした梱包で潰れとかもありませんでした。

裏面を確認すると構成が書かれています。
ちなみにインピーダンスは25Ωなのでイヤホンでは平均的な数値ですね。
・インピーダンスとは?
ケーブルに流れる電流の交流抵抗。
単位は【Ω】で「オーム」と呼ばれます。
・インピーダンスが高いと
【音量全体は小さくなり、ノイズも軽減されます】
・インピーダンスが低いと
【音量全体は大きくなり、ノイズも多くなります】

開封してみると、ジュラルミンのフェイスプレートが出てきました。
ヘアライン加工がされていて、とてもカッコいい外観です。

拡大してみました。これで2,000台で買えるのは信じられません。
ZSNの付属品

開封したパッケージの下には、最低限の付属品が梱包されています
付属品の内容
- 本体
- イヤーピース3サイズ
- ケーブル
- 説明書
付属品はいつものKZの内容物と一緒です。銅製のケーブルが付属しています。

各サイズのイヤーピースはビニール製の袋にしっかりと入っています。
イヤーピースは3サイズが同梱されて、サイズは『L』『M』『S』の3サイズです。
イヤーピースもKZのいつもの通りですね。
ZSNの外観と仕様
外観

イヤーピースを外すとピン部分は、金メッキが施されており非常に高級感があります。
透明なビニールに覆われていて、絡みにくい仕様になっていますね。
ケーブル

銅製のケーブルは拡大するとこのように、編み込まれたケーブルです。
端子

耳掛け部分は、チューブ型のビニールに覆われていて形に癖付けされています。
これで耳にかけるようになっていました。
接続端子は『2Pin』でケーブルはリケーブル出来るので、銀製のオプションケーブルに変えることも出来ます。

ケーブルと本体と接続するとこのように、耳にかけることが出来ます。

接続端子は3.5mmで最も一般的なサイズです。
端子はあまり高級感を感じることが出来ませんが、チープ感もなく価格にあった端子だと感じました。
ZSNの音質評価

音質評価
高音域 | |
中音域 | |
低音域 |
音は確認するととても面白いと感じました。
同じ1BA+1DDの構成で同価格帯の【KZ ZST】と音の味付けが違うことです。
【KZ ZST】は低音強めのドンシャリ音に対して、今回紹介する【KZ ZSN】は深めの低音が強調され、それでいて高音強めのドンシャリ音でした。
いわばドンシャリシャリ音(そんな言葉あるのかわかりませんが・・・)
私は好きな音ですが、ギターの高音や女性ボーカルはすこし高音が刺さる感覚もあります。その分、音の方向性や音場は感じやすいですね。
ZSNの総評

総評
音質 | |
音場 | |
コスパ | |
総合 |
コスパは非常に高い商品です。
楽器の音が聴きたい・音の方向性を感じたいという方にはオススメできると思います。
少し高音が強めにでるので、音全体のバランスは【KZ ZST】の方が良いかもしれません。
しかし、音の解像度も高いのでほとんどの方が良い音と感じると思います。
やはりKZの音は面白いので、今後もKZのイヤホンをレビューしていきたいと思います。

ちなみにFPSなどのゲームに使用してみましたが、
足音の方向もつかみやすいのでゲーム用途にもオススメです。
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