今回は高コスパのイヤホンを紹介します。
【KZ ZST】は2,000円台で買える高コスパの中華イヤホンです。
先に評価から紹介すると、非常に高音質であり日本ブランドで販売した場合、とても2,000円台で聞ける音質ではないという感想です。
ZSTのレビュー

今回紹介するイヤホンは、有線イヤホンです。
イヤホン本体には『ZST』という文字が本体にあしらわれています。
もう少し控えめでも良い気がします(^o^)
全体的には非常に好感持てるデザインに仕上がっています。
KZは『Knowledge Zenith』の略称だそうです。
会社は中国の深センに開発拠点を置くイヤホンメーカーです。
深センといえば、世界でも有数の経済特区です。一度訪れてみたいです。
パッケージ

まずは、パッケージから確認していきます。パッケージはとてもシンプルな紙パッケージでした。ビニールに覆われていましたが、中華製にしてはきれいな梱包です。

紙パッケージを開けると、ブラックチェック柄のイヤホンがすぐに出てきました。
パッケージの仕方もカッコいいですね。有線イヤホンですが、ケーブルと本体が分離していて『リケーブル』も出来るタイプです。
付属品

続いてパッケージを開封していきます。パッケージを開封してみると付属品は非常にシンプルな構成です。黒色の台座を外すと下の付属品がすべて入っていました。

開封したパッケージの下には、付属品が梱包されていました。
付属品の内容
- 本体
- イヤーピース3サイズ
- ケーブル
- 説明書
付属品は非常にシンプルな内容でした。
最低限の構成でしたが、ケーブルも銅製?なのかとてもこだわった構成になっています。
ケーブルは個人的には高級感があり、絡みにくいケーブルでとても質は良いものです。
イヤーピース

イヤーピースはビニール製の袋に無造作に入っていました。開封してみるとイヤーピースは3サイズが同梱されています。サイズは『L』『M』『S』の3つのサイズが付属しています。
外観と仕様
外観
本体上部にはZSTとプリントされていました。

イヤーピースを外した状態で本体を確認するとカッコいい見た目ですね。
とても2,000円台のイヤホンには見えません。

拡大するとこんな感じです。
ケーブルに小さく『R』と書かれていることが分かります。
非常に分かりにくいですが、『R』『L』と書かれていますのでしっかりと確認すれば接続を間違えることは無いでしょう。
向きを間違えないように、本体とケーブルを接続しましょう。
ケーブル

ケーブルもKZ特有の絡まりにくいケーブルになります。
KZブランドでは、最も低価格のイヤホンですが見た目の高級感は他では無いと思います。もちろん音質も良いですが。
ドライバー構成
1BA+1DDの構成ですので、KZでは最も少ないドライバー数です。
しかし、日本製では1万円近くする構成では無いでしょうか?
BAとは? バランスドアーマチュア型ドライバ
DDとは? ダイナミック型ドライバ
今回は2タイプのドライバを合わせたハイブリットタイプのイヤホンです。
低域を担当するダイナミック型ドライバの特性と、中域~高域を担当するバランスドアーマチュア型ドライバの特性がしっかりと構成されています。
非常に良い音を鳴らしています。
音質評価
音質評価
高音域 | |
中音域 | |
低音域 |
音の解像度も高く、音の方向性も感じました。
高音域、低音域ともにしっかりと聴こえますし、ハイハットなどの楽器の音もしっかりと分離して聴こえました。
高音域と低音域の質が高いため、中音域の物足りなさを感じました。
もう少し中音域のボリュームがあるとGOODだと思います。
しかし、この2,000円という価格を考えると信じられないくらい良い音質ですが。
音質に関して、短所も記載しましたが基本的には良音で再生出来るイヤホンです。
特にコスパはさすが中華イヤホンです。
始めて中国製のイヤホンを聴く人にとっては、この価格は信じられないでしょう。
総合評価
総評
音質 | |
音場 | |
コスパ | |
総合 |
KZイヤホンを持ってない人は、ぜひ1度購入して欲しいです。
中国製のイヤホン以外で購入すると、1万円以上する音質ですね。

これだけ良い音質が2,000円台で聞けるとは驚きです
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